生徒さん出演「ひめゆり」観劇してまいりました❗️
2021年 夏公演 ミュージカル座「ひめゆり」月組千秋楽を観劇してまいりました❗️
この作品は今回で4度目の観劇となります。私のミュージカルの師でもある松原剛志さんも以前出演されておりましたし、日本を代表するミュージカル女優さんたちも出演され、今や日本を代表するミュージカル劇団のひとつとなっています。
コロナ過ということで、出演者も以前と比べ大幅に減り、演出も多少変わってきておりましたが、その分、秀逸なキャストたちの群像劇をとても濃く拝見することができたように思いました。
プロはもちろんですが、若いキャストたちが、それぞれの役の個性がのった歌唱表現で、全編歌にもかかわらず、言葉がしっかり飛んできて(切なく小さい声もしっかりとマイクに入っております)聞きやすかったです。高音が多くオペラ調に書かれたミュージカルのようですが、オペラ風に歌っている方はひとりもおりませんでしたね。とにかく皆歌唱力が高く、度肝を抜かれました。。。(以前よりもたぶん上手な方が揃っていた)これぞミュージカル❗️
高いスキルの方が多かったので、あの子は東宝系をよく勉強されているな、あの子は劇団四季をよく勉強されているな、という耳でも聞いてしまっておりました。
そんな中で生徒さん、頑張りました!プロの現場で頑張るのは当たり前ですし、上から目線でおこがましいのであまり「頑張りました!」と報告することはないのですが、レッスンや練習を頑張り初チャンスを掴み、様々な選択を強いられた中で、最後まで必死に役を生き抜けた、役を生きることを体感できたことは、「頑張った!」という言葉が一番似合うような気がしました。
人数が少ないので、どこにいるかよくわかりました。祖母役は”主演タイム”が一瞬ありましたね。これは映像で抜かれていることでしょう。関係性や、役を生きることを学ばれたので、今までの特別レッスンで見せてくれていたものとはもう、比べものにならない程でした♪
役者はその役の人生を生きるのです。生てきた生き様を見せるのです。それはオーディション対策特別レッスンで毎回毎回耳にたこができるほど言っていることですね。
セリフがない人(場面)こそ重要。その世界に生きる人、想い、雰囲気、方向性をみせる重要な役割を持っています。
袖にいる時も時間は止まっていません。その間に自分は何をしていて、どんな想いでいるのか。体感できたのではないかなと思います。
今回体験したことを、ぜひ次の機会にも活かせるよう、試したり、維持していただきたいと思います。
アーカイブ配信のお知らせ
生徒さんは月組でしたので、月組の配信詳細をお知らせします。
歌唱力がとにかくすばらしいので、生徒さんは必ず見て下さい❗️
これ以上できなければ、日本のプロのミュージカル界には合格できない、ということですよ。
■月組配信予定日
8月10日(火)〜8月16日(月)23:59まで
(星組は8月14日〜8月20日(金)23:59)
■配信メディア
Confetti Streaming Theater(カンフェティ)
事前登録が必要
このサイトで当日映像をみることができます。
■料金
①通常配信チケット3800円
②プログラム付きチケット4800円
※今後舞台のオーディションを受ける予定がありそうな方は、プログラムを買いましょう!絶対引き寄せます!
※組ごと別料金です。まなみさんは「月組」です。両方見たい方は両方購入して下さい。
■購入方法
「谷河まなみさん」を選択して購入して下さい。
「チケット・カンフェティ」
■配信チケット発売日
7月7日12:00〜
■撮影日
7月12日(月)月組公演千秋楽
■ミュージカル座さんの配信に関するページ
「こちらから」
役者や歌手、アーティストを目指す方が、「Youtubeで音源が無料であるのでこれでいいです」「本番はいけないので録画していたら見せて下さい」「配信ありますか?」「お金かかるのは無理です」「テレビでやるのなら観れます」と言っている方、
本当に、表現を仕事にしたいと思っているのでしょうか?意識から改革しないと、一生あなたにお金を払ってくれる人は現れませんよ。
「舞台(ライブ)はナマモノ」と言います。同じ空間にいて初めて体感できます。だから役者やアーティストは空間を自在に操れなくてはならないのです。
「配信タダじゃないんですか?」
も、びっくりしすぎて腰ぬけそうでした。。。
パンフレット購入!
この作品の製作意図がわかります。
また、どんな服装で稽古しているかもわかりますよ!
終演後は雨が降っていたので、脇にかかえて駐車場までダッシュ。角が折れてしまいました涙