オーディション対策特別レッスンレポート【2024年11月最終回】リーディングミュージカル撮影
この少人数オーディション対策レッスンから中央で活躍する方続出❗️
2024.10.27またまた合格者が❗️ミュージカル「アニー」合格しました!
気づかないうちに染み込んだ技術が合格へと導きます!
プロを目指さなくても、スキルアップや技術維持、引き出しを増やす方も!
ミュージカルレッスン6回目、リーディング仕様に変更してからは4回目。今年最後の特別レッスン、撮影でした❗️
今回はステージのある大きなホールをお借りし、ステージング・撮影となりました。
前期のミュージカルレッスンで試したこと、学んだことを活かし、それぞれが「できた」「できなかった」と手応えを感じられたとてもよい機会となりました。とにかく楽しかったという声も!全体的にスキルの底上げとなりました。素晴らしい!
またこの後期には、ここで一緒に試し合いをしていた仲間がミュージカル「アニー」に合格。皆も気が引き締まりました。
突然大きな合格を射止める方が本当に多い当お教室。長く通ってくださる方は、何度も何度も驚かされていると思います。
全員がオーディションを受ける目的でレッスンをされているわけではありませんが、次々と合格されていくのを見て、ご自身の活動や目的に、さらに力が入ることと思います。
誰かの肩を借りて胸も借りて、お互いに刺激をし合うレッスンの場がこの特別レッスン。
次回は来年1月ですが、今年体感したことや学んだことを着実にものにしていくために、トライ&エラーまた基礎から学んでいきましょう!
お芝居のお稽古に参加する際の心得
現場では、監督や演出家の指示は絶対です。自宅で考えてきたことが否定される(案が1つだけだったり考察が甘いことがほとんど)こともあります。それをいつまでも主張(喧嘩腰し)したり、凹んだ態度を見せたりなどは役者にあるまじき行為です。言われたことに「はい!」と返事をし、的確に応えていきましょう。
出待ちや見学の時間も長くなることがあるでしょう。しかし、皆で1作品を作っているので、しっかり見ることも大切です。まして練習生(レッスン生)では、他の組のアドバイスもすべて吸収するつもりで参加しなければ何の勉強にもなりません。誰かへの注意やアドバイスは自分に言われたこととして受け取ること!変更部分もすぐに適応できるようメモを取りながら集中して見学しましょう。
間違えて止めてしまったら、「申し訳ありません、もう一度やらせてください」と、先生や演出家、自分より若手であっても共演者に頭を下げ、すぐにやらせていただきましょう。
レッスンは楽しいですが、お遊びの場ではありませんので、気を引き締めて臨んでください。
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毎回書いておりますが、ただの”セリフの読みっこ””課題楽曲をみんなで楽しく歌いましょう”というようなお遊びはこのレッスンでは行いません。公演のためのお稽古しかしてこなかった方や経験者でも、プロになる(合格する)ためには必ず乗り越えなくてはならない壁、圧倒的に足りない基礎技術を訓練します。オーディションは受けないけれど、表現の技術を学び、演奏活動・ダンス活動に活かす方もいらっしゃいます!
今までこんな練習をしたことがない・・・。やったことがあったけれどこういう意味だったとは・・・。意味もわからずやっていた・・・。こう思っていたけど実際やってみたら違った・・・。これは応用できそう!等、経験者も未経験者も気づきがたくさんあるレッスンです。役っぽく、役になりきる、という感覚だからお遊戯会になります。このレッスンを受けると意識改革が起きるでしょう。
ここでは、よく考え・生徒さん同士で思い切り試す場。ここで完璧にできなくても大丈夫。オーディションや本番で失敗しないよう、ここでたくさん失敗して、しっかり試して下さい❗️
◉このレッスンは、連続参加(ここ重要)し5回目を過ぎた頃から見える世界が変わってくるようです。別のスクールに通っていらっしゃる方は、あまりの違いに最初はとまどうでしょう。このレッスンを受ければ、素人は技術を0から学ぶことができ、また間違った経験を積んできてしまった方や間違った固定観念を持った方は修正ができます。新たな気づきを得て、自身のスキルアップを図ることができる貴重な場所だということを後になって感じるでしょう。
◉オーディション対策レッスンという名目ではありますが、俳優・声優志望だけでなく、アーティストの表現力UPのための表現レッスンを主に行なっています。歌詞が棒読みになってしまう方、”気持ちを込める=ナルシスト”になってしまっている方、声に表情をつけたい方、には必須のレッスンです。
オーディション対策レッスンでは何を学ぶのか?
オーディションで審査の要となる、瞬発力・想像力・創造力・応用力・協調性・考察力・洞察力・実行力・欲するエネルギー・喜怒哀楽の感情の幅、を、シアターゲームやエチュードを通して鍛えます。
最近はワークショップオーディション(グループで受ける)も増えてまいりましたので、シアターゲームがそのまま出題されることもあります。「ねらいがわかることでどう表現すればいいかわかった」「経験したことがあるので少し余裕ができ思った通りのことができた」と実際生徒さんからも「出題された!」と連絡をいただいております。合格報告も!この「脳トレ・身体反射トレーニング」で毎回”感覚が維持できているか確認”していただきます。(言われた通り・思った通りの表現が確実にできているかは別問題です。)
また、役作りをはじめ、オーディション会場で台本をもらったら短時間でまず何をすべきか。
現場のドラマや舞台の台本をもらったら顔合わせまでに何をすべきか。プロが行う台本の読み方、役作りの仕方(考え方)を演劇論を用いて実際に体感していただき学びます。
その他、役作りについて演出や監督から質問があった場合どう答えたらよいか、自身の考えてきたものを他の役者さんと短時間でどう摺り合わせればよいか、も併せて学びます。
オーディションで出された課題や現場台本を持ち込まれる(相談される)場合は、動きやセリフの言い回しをこちらが決めて教えるなど一切しておりません。現場の演出家、監督、審査員の指示(意向)が全てです。それにすぐに応えられるよう訓練するのがこの特別レッスンです。
また、音感を鍛えるために、「ハモり」レッスンも行います。ハモり耳を鍛えることで格段に音感があがり、音痴の場合は音痴解消になりますし、ソロボーカリストについては音程がさらによくなります。
ミュージカルオーディションで勝ち残れば、ハモりができるか確実に審査されますし、CMや映画のオーディションでも歌唱力を求められる場合があります(過去に何度も有)。また事務所などで引き出しを増やす(商品価値を上げる)ためにとバンドのボーカリスト(楽器でハモり担当も)としての素質をみられる場合もあります。このような場合にも対応すべく、ハモり耳を鍛えることも毎回できる限り行っております。
<実際の保護者様からのお問い合わせ>
Q.SNSの広告に「すぐにデビュー」「声優オーディション」「子役オーディション」「俳優オーディション」「オンラインオーディション」がたくさん表示され、受けようと思っています。合格後はどれもレッスン付きのようですがこれは大丈夫でしょうか?(お友達が次々に事務所に所属し始めましたという方も。)
A.今事務所経営が厳しくなっているので”磨いても光らない人”も事務所レッスン生(預かり)として高確率(ほぼ100%)で合格できるようですが、技術が無い・センスがない方は「一生レッスン生」になります。「うちの子なら大丈夫」はほぼ大丈夫ではありません。会社の運転資金要員となりませんように。ご注意を。事務所やスクール所属になった方は、カリキュラムのグループレッスンで満足せず、ご自身の目標・ゴールに沿ったオーディション対策をなさって下さい。
◉お教室のレッスン生にも事務所所属の生徒がおりますが、事務所の了解を得て受けてくださっています。必ず了解を得て下さい。なお、お教室在籍中に合格したものは、お教室生の合格としてこちらも受け取らせていただきます。(規約にも記載しています)
入会案内
現在の空き状況・入会の条件等は →→ 「こちらから」
※個人レッスンのため、会場やお時間等ご希望に添えない場合もございます。まずは、お問い合わせ下さい。
※未成年者ご本人からのお申し込みはできません。
※Gmailアドレス不可。こちらからのメールが届きません。ご注意下さい。
”アニー”や”冒険者たち”を受ける為にこのレッスンは必要なの?
実際のアニー合格発表時に、演出家が合格した子や最終まで残っていた方々に話した内容です。
「アニー」2025ではお教室の生徒さんがモリー役に合格をいただきましたが、今回も演出家から「講評としては、毎年そうなんですが、みんなのやってくれる歌とかお芝居が、ちょっとお行儀が良いのよね。孤児たちの話なのに、年々お行儀が良くて、しっかり教育を受けた学校の優等生みたいに見える子が少なくない。『アニー』にはそういうキャラクターは出てこない。グレースをやるなら、そこを狙ってほしいけれど、(孤児なら)もう少しバイタリティ、生命力、したたかさ、ずる賢さ、そういうところがもっともっと出てくると、もっともっと楽しいオーディションになると思って、みんなの耳に入れます。拡散してくださいね」
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拡散してください=お教室の先生方ココがポイントですよ!と仰っています。もう、毎年毎年こういう方が欲しいんです!合格できるのです!と仰られているのですよね。
アニーに限らず、すべてのお芝居に通じると思います。
お教室のこの特別レッスンでは、キッズ・ジュニア・大人にかかわらず、これに応えられるような基礎を応用を、徹底的にしつこくご体感いただいております!だから特別レッスンに参加されると、役の豊かな表現と”熱量異常”にもまれ、演出家やステージングさん、監督さんに「おっ!いいね!」と言われるようになるのです!
生徒さんが合格した2019年の発表時の演出家からの演技方針がこちら→「アニーっていう子には、明るかったり、人の気持ちが分かるというところはもちろんあると思うんですけど、ずる賢いとか、抜け目がないだとか、したたかだとか、物怖じしないとかっていう、そういう部分もきっとあると思うんですよね。あなたたちの中にある、そういう普段は隠してるところを思い出してくれると嬉しいです」。
2021年はこちら→「毎年そうだが、たくさんの魅力的な子どもたちがいて、本当に甲乙つけがたい。歌・踊り・芝居ができればいいのではなく、審査員それぞれ専門の立場から、いろんな角度で、『本当に魅力的か』をチェックしていく。一人ひとりに個性や言葉にしづらい魅力がある中で、さらに素敵な輝きが他の審査員にも伝わったのがこの2人だった」「例年のオーディションは時間との闘いです。良いところと弱点を、瞬時に見抜いて前後と比較します。ですが、映像だと時間に追われずに審査できて、気になった子をもう一度見られる。そのストックをもって昨日と今日の対面審査をしたが、悪くなかった。」
また、振り付け師うらん先生のオーディション内WSでも、アニーや孤児役に必要な心の葛藤を身体表現や歌に反映できるか、言われたことに対して機敏に的確に表現できるか、という課題を出されております。
2019年アニー役を射止めた岡菜々子さんは、「週5のダンスレッスンを減らし、歌と演技に絞って練習した。最終審査まで行ったのも初めて。アニー役に受かったので心臓が飛び出しそう。元気よく笑えて、明るく、勇気を与えられるアニーになりたい。曲も覚えて帰ってもらえるように精いっぱい歌いたい。」抜群の歌唱力と評価されておりました。
以上を踏まえ”求められるスキル”を盛り込み特別レッスン内容を毎回検討しています。だから合格に近づく!
シアターゲームしかり(シアターゲーム参照)、お芝居については必修技術すべてが盛り込めるよう毎回オリジナルで書き下ろしています。台本読解法や役作りも演技論などを用いて徹底して行うので、大河ドラマや映画など映像を目指す方にも有効です(映画主演に抜擢された生徒も)。
今後役者としてこの世界でやっていく意思があるのなら基礎は絶対です。必ずどこかのタイミングで学ばなくてはなりません。キッズでこれらの基礎を持っていれば、審査員や監督・演出家から「おっ⁉︎」と目に留まるでしょう。根拠のあるお芝居ができる。これが上記の「素敵な輝き」に繋がります。
この体感型特別レッスンを”しっかり”受け(気づき・感想やアンケート、動画からの徹底的な復習も含め)、技術を身につけられれば、結果はおのずとついてきます。一緒にレッスンしていたメンバーが突然”合格!”となることも。今回も!!
ただし、経験が浅い方は、このお芝居の体感はすぐに消えてしまいますので、維持は必須(お教室では月1のレッスンが絶対)です。ご参加6回目ぐらいから結果が出始めます。ええ、今回も!大人のプロの俳優でも、維持のためにWSに参加するぐらいですから、たとえ少し手応えを感じても過信しないようにしましょう。とにかく維持!
ほぐし・発声
準備ができたら、他の人を気にすることなく、どんどん体をほぐしてくださいね。
皆にあわせてなんとなく惰性(ただ声を出す時間)でやっていては時間の無駄ですよ。また、大人はキッズたちにつられて高音(喉声)になりがちです。お腹から太い声を出せるように意識しましょう。
通常のレッスン時でもそうですが、アップの時間というのは短時間で体も声も今日イチ良い状態に持っていく時間です❗️無駄にしないようにしましょう。

今回は広い会場だったので、丁寧にアップと発声を行いました。発声では、ステージから客席にどう聞こえているのかも、お互いに確認し合いました。


声を出す前に皆で走りました。その後それぞれアップと声出しをしました。未経験者あるあるですが、どうしても人に近づいてしまいますね。アップで会場を広く使っていい場合は、隣の方と数メートル以上あけ、体を大きく動かしながら声を出しましょう。
シアターゲームで脳トレ!
プロの舞台稽古前にも行われる「シアターゲーム」や「コミュニケーションゲーム」をストレッチ後に必ず行なっております。
NHKの大河オーディションでも、このシアターゲーム(ドッヂボール)が取り入れられていた、とTVで若手の女優さんがおっしゃっておりました。
この課題(ゲーム)では何をみられているのか、審査員の目的も解説しながら行いますので、いざ同じようなワーク(ワークショップ形式のオーディション)が与えられたときに、とても安心でき、自身をしっかり発揮できると思いますよ。
毎回違うワークを行うので、皆さんとっても真剣に取り組んで下さいます!
このワークは、お芝居に必須のコミュニケーション能力や瞬発力・創造力・想像力・思考力・洞察力・五感・体幹・六感アンテナ・応用力・協調性を鍛えることができます。台本も使わない、歌も歌わないですが、脳と体の神経をしっかりと繋ぐ大切な時間なのです。
そして、これらひとつひとつのワークが、次のワークへの応用になっています。特別レッスンでは、テーマに沿って開催することも多く、このレッスン全体でテーマに向かっていけるような工夫をしております。
今年の総まとめを最後に行う予定でしたが、時間切れのため「本(台本)読み」を行いました。
ミュージカルナンバー練習
ステージの広さをチェックしながら、役として想い想いにナンバーを歌っていただきました。Wキャスト2名で歌った際は、エネルギーが2倍になり面白かったですね。2役持っている方は、それぞれの立場で歌う感覚を取り戻しました。
練習で大きく豊かに歌えていないものは、本番の制限がある中で大きく歌おうとしても思った通りに歌えません。この練習は、役として歌うという制限はありますが、タガを外して自由に体を動かして大きく歌うために行なっています。
本番通り(決められただんどり)でしか動けなかった方は、もっと体全体を動かして歌えるように、日頃のレッスンや練習から訓練していきましょう。

相澤レクチャー中。まっすぐ立ってアドバイスを受けられるといいですね。
振り確認
大事なポイントを毎回チェックして修正してきたのですが(松原先生のレッスンでも時間をいただきました)、毎回”だんどり”に戻ってしまうようです。ダンスのお教室でも大事なポイントを落としていると思うので、どこが大切かを聞き、まずそこをキメられるように集中しましょう。だんどり(次はこの動き次はこの動き)は後からで大丈夫。今回は踊りではなく”超簡単な動き”程度でしたが、数ヶ月かけても形にならなかったのは残念でした。
ダンスは、髪の毛の先端、つま先、手指の先、目線、後ろ姿、周りの人との位置関係、まで意識しなくてはいけません。ひとつひとつの動きはピタリと一瞬止める(魅せる)。また小道具を持つ場合には、向き、高さ、魅せ方、に細心の注意も必要です。(相澤は元テーマパークダンサー)
ダンスの上達には、まずリズムをあわせられることが必須。これはどんなダンスでも同じです。楽曲のビートをしっかり体で刻みましょう。
今回は、リズムを体で捉える訓練のために「行進」を取り入れました。
ミュージカル俳優を目指している方はまずリズムに強くなりましょう!曲には、表ノリ、裏ノリ、がありますよ。

振り確認&場当り
ミュージカルナンバーについて(有料級の内容)
ミュージカルでの”歌”はお芝居の続きです。歌詞はセリフなので、役として歌うのはもちろん、関係性を出し、ベクトル(意図)も出します。また、休符の間(ま)でも心は動き続けています。
楽譜=台本、となれば読解は必須ですね。なぜテンポが速いのか、遅いのか。1小節に歌詞が詰まっている役と詰まっていない役があるのはなぜか。明るく聞こえる曲なのか暗く聞こえる曲なのか。歌い出し入口と歌い終わりの出口では気持ちが変わっているか。歌の最後に何を言いたいのか。なぜこの役がソロを歌うのか。なぜ音程の起伏が激しいメロディを歌うのか。なぜゆるやかに歌うのか。高音が続くのはなぜ?2小節まるごとスラーがついているのはなぜ?アクセントが付いている音符があるのはなぜ?テンポの横にリズムが指定があればチェック。別の曲でも同じメロディー・歌詞が出てきた。これは何か意味がある。などはしっかり考察すべきポイントです。
ミュージカルの楽譜は台本と同じですので、まず読解しなくてはいけません。作詞家作曲家の意図を考察しながら「なぜ?」とすべてに疑問を持って読解していきましょう。プロの現場では、歌稽古の初日までに自分なりに答えを出してから参加します。わからないことは質問として持参します。ADでも即戦力を求められる昨今、この読解力が合格のポイントともなるでしょう。
◉これを踏まえ、今回のミュージカルナンバーを解説。
高音で高速の難易度高めなポップス3曲のナンバーを、今回も相澤が0から作詞作曲、カラオケ制作いたしました。
レッスンですので、ただ気持ちよく歌える楽曲ではなく、音域・テンポ・テーマ(モチーフ)・表現方法・ハモリ・ミュージカルナンバーとして歌詞解釈(アナリーゼ)ができるか、を意識していただくという狙いを込めて歌詞・楽曲を作りました。言葉の立て方も学べたのではないでしょうか。
台本の歌詞部分をほぼそのままメロディーにのせたので、セリフと同じように歌えるようになっていたかと思います。
M1(ソロ+デュオ)
ミュージカルナンバーはもちろん、最近の高速アニソンや言葉の多いポップスが歌えるようにと、キッズさんがギリギリ行進できるテンポで制作しました。またソロでは、それぞれの思惑がのるように歌詞を割り振りました。シンコペーションも取り入れ、今流行りの楽曲にも応用できるよう仕向けています。
M2(ソロ)
根拠のない自信と不安が交錯する2名で歌う楽曲。ですが、メインは前者のため、”プリキュア風”をテーマに元気で明るい曲にしました。高速高音の楽曲で、ド頭からかなりの高音でしたが、言葉を大切によく歌えました。メインボーカルパートはミュージカルはもちろん、最近のアニソン(キャラソン)が歌えるようなスキルを詰め込んだメロディラインになっています。歌いやすいようにキーを下げることは簡単ですが、今回はレッスンですので、音域を広げる訓練として高音のまま歌っていただきました。(効果は絶大でした!)

M3(ソロ+大勢)
ド頭の語りはゆっくりのテンポ、途中からインテンポになるというミュージカルらしいナンバー。真逆の想いが交錯する後半の合唱部分では、同時に違うメロディー違う歌詞を歌うというミュージカルあるあるの構成。同じ歌詞でも、違う意味として歌う部分もありました。またM1と同じモチーフを用いて、時間の経過と変化を表しています。歌の最後はセリフで締め、この曲でラストを迎えます。同じ仲間でも違う想いが交錯するという、まさに”群像劇”終止といたしました。終止といえど、このお話は「プロローグ」。この先の展開を客席の想像に委ねるため、完全に堕ちずに不安定な体勢で最後のセリフを言っていただきました。
個別レッスンでは、セッションライブで歌った「アニソン」等をもう一度歌っていただいております。リズムがとりやすくなっている!出なかった高音が出てます!等、早速効果が出ているようでした。同じくアニーの楽曲でも、リズムが出せるようになりました。普段の自宅練習でも、発声練習の最後にはぜひこのナンバーで締めてみてください。
15分のリーディングミュージカル(撮影)
オリジナルミュージカル3作品目。前期までは10分ミュージカルでしたが、後期は15分群像劇ミュージカルに挑戦いただきました。
レッスン3回目までは普通の立ち稽古、4回目からはリーディング仕様にステージングし直しました。そして松原剛志先生レッスンを経て今回6回目にして最終回、撮影。
皆さんの感想にもありましたが、とても楽しい作品となりました。
当日は3時間半の長丁場でありましたが、低学年のキッズさん含め、最後までとても集中して作品づくりに取り組んでいただきました。
かなり大きなホールで行った為、いつもレッスンでアドバイスを受けている「声のベクトル」「声の飛ばし方」「目線」について全員に体感していただけたのではないかと思っております。お互いに見学し合ったのもよい経験になりました。今後はこの体感を思い出しながら日々の練習に活かしてください。
【 本編について 】
1曲目ド頭の歌は、このお話がどういった方向に向かっていくのかが伝わる力強さがありとても良かったです。最初にセリフを言う方も同じですが、一発目をもっている方は重責です。
セリフの成立はプロでも難しいスキルですので、容易に正解を体感することはできないのですが、最初のキッズさんのみのシーンでいえば、Aがかなり緊迫した状態を引っ張ってくれ、Bのセリフが落ちても拾って打ち返していたので、少し成立した感じになりました。またその後のアイコンタクトでは、心のセリフが聞こえましたね。ここは成立しておりました。感想でも「これが成立か?」と気づいた方も。バドミントンのようでしたが、よく繋いでくれました。心のセリフで会話ができたところ(ただ顔を見合わせただけではない)は素晴らしかったです。
歌直前のセリフでは、皆しっかり上げる(イントロを迎える)ことができました。
舞台未経験だった生徒さんも、今年1年でかなり上達したと感じました。最後に行った読み合わせ(レッスンでは初めて全体で本読みを行った)では、呼吸や間でしっかり反映しておりプロの本読みのようでした。(MVPでしたね)

松原先生にお笑いの要素があるディレクションを受けましたが、お笑いの場合は、観客の様子を伺ってからタイミングを図って空気を切り、また戻すというスキルが必要になります。やり直す度に段取りになってしまうと、本人だけでなく誰の心も動かない為、スキル不足としてカットいたしました。いつかこのお笑いの空気感を学べるといいですね。東京03さんやラーメンズさんなどのコントからも学ぶこともできます。まずはここから。
アンケートでは「こうしたらシーンが面白くなりそう」というひらめきがあった場合、書いていただいております。これは脚本や演出にケチをつけたり、追加のシーンやセリフを増やすということではなく、お稽古中に「ボケて息を吸うことで2人の関係性がよりわかりやすくなるかも」というようなことが思いつけたかどうかを確認しております。いち役者が、脚本や演出に口を出すことはできませんので注意しましょう。


最後のキメ。後ろの2人が目線を間違えています。たかが目線ですが、されど目線です。伝わるものも伝わらなくなります。
リーディングレッスンのため、最後にこの台本を使って基本の読み合わせ稽古をしてみました。お教室では本読みは行わず初回から立ち稽古を行うので初の試み。本読みでは「次私の番!」とすぐにセリフを言ってしまう方もおりました。皆の脳内でイメージを動かしていますので、文字だけで勝手に進まず、距離や時間などを共有しながらお話を進めていきましょう。ステージでの間や呼吸をそのまま活かせた方もおりましたね。テーブル稽古初回には、そのレベルまでにしてから参加しましょう。
今回当日お休みをされた方がおり、当初の配役どおりにできず、撮影ができなかった方もおりました。せっかく長く役作りを行ってきたのに申し訳なかったです。お稽古や本番には穴をあけないようにしましょう。
松原先生のステージングから変わった部分もありました。すぐに応えられた人、応えられなかった人。思った通りにできたと思った人、できなかった人。この作品は今回で終了ですが、動画からしっかり研究して次に繋げてくださいね。
2025年の前期は、基礎に戻します。今までのオリジナルミュージカル3作品や今までの短編作品に”半返し縫い”のように戻ったり、新しい短編台本に挑戦しながら基礎から応用までを学び直します(ハモリ特訓も行います)。何度も繰り返し体感して体に染み込ませていきましょう。
来年の前期開催日程はお知らせに記載しておりますので、マイページからご確認ください。

今回参加されたメンバーと記念撮影をいたしました!
2024後期のオリジナルミュージカルは、脚本、演出、作詞作曲、オケ制作、SE制作を、すべて相澤ひとりで制作しております。(前作・前前作も同様)
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「役になりきる」のではなく、「役としてこの世界で生きる」のが目標です。また、松原先生も仰ったとおり「セリフはおまけ」です。早くセリフ(文字)依存や段取り依存から抜け出しましょう。誰の言動(きっかけ)を受けるわけでもなく、自分が安心する自宅練習でのテンポのまま毎回セリフを言ったり、同じ動きを惰性でなぞっているだけでは、上達はできませんよ。
役者はマルチタスク必須です。脳と心と体を研ぎ澄ませ、しっかり対応できるよう万全な態勢で臨んでください。
<<重要❗️>>
セリフには必ず動機があります。自分で閃き気づくか、誰かや、五感(六感)から何かを受けるかしか動機はありません。また、動機のないセリフでエネルギー(欲する力)が低いと、次の人は「0から感情を生み出して」嘘のセリフをいわざるを得なくなります。これが「落ちる」「セリフの不成立」です。声をかけた側、動機になるような言動をしている前の方の責任だということは”7月の小栗旬さんのプロフェッショナル”でも仰っていましたね。
役(台本)を膨らめる時には、書かれている性格と「9つの質問」でジャッジすること。あいまいに「こんな感じだろう」と適当なイメージだけで参加しないようにしましょう。答えはかなりの確率で台本内に存在しています。表現力だけでなく、読解力も鍛えましょう。
人の心は、本当に複雑ですよ❗️リアリティのあるお芝居にするには、まずはここから❗️
「以前のオーディション対策レッスンレポート」にも「ヒント」や「アドバイス」がいっぱい❗️技術がつけばつくほど「ここには凄いことが書かれている」と気づくようです。数年分を見返してみてね!!みなさん、色々気付けるようになってきていますよ!
未入会だけど・・・参加したくなった!
1ヶ月に1回、月末あたりの週末にオーディション対策レッスンは開催されます。
全員にすべてのワーク参加をしていただき、ひとりひとりへのアドバイスはもちろん、その後何度も小返しを行うため、3名以上8名まででの少人数レッスンです。(参加者が多くなった場合は別時間に振り分けます)
グループレッスンのデメリットは、ひとりひとりが受けたアドバイスを小返しさせてもらえないこと!アドバイスをもらっただけでは、習得できません!スクールや事務所レッスンでは、これができないためにウンチクのみを学んできます。自分ができなければ何も意味がありませんよ!
ここまでやってくれるの?の現場直結のオーディション対策レッスン。
読んでいたら参加したくなった。
一度参加してみたい・・・
そんな方、
メインのお教室レッスン生でなくても「単発レッスン生」でしたら参加可能です。
詳細は「単発レッスン」をご覧ください。
課題がありますので、参加エントリーには締め切りがございます。
ご興味ありましたら、まずはすぐにお問い合わせ下さい。
「ついていけるか不安なので・・・」と言われる方もいらっしゃいますが、実際のオーディションはこんなに優しい環境ではありませんよ。
オーディション対策レッスン後の個人レッスンでは、この部分を徹底的に振り返っております。しつこいくらいに試し、確実に自分のものにして下さいね。
レッスン生の感想(抜粋)
アンケート(気づき・所感メモ)は、書きながら振り返り、脳でまとめるという作業の場です。気づきが多く毎回びっしりの方もおりますね!できた、できない、わからない、今の段階での気づきが大切です。
技術不足の方については合同レッスン当日に修正アドバイスはほとんどしておりません。アドバイスが理解できる(なんとなくでしか体感していない為)状態にないため、しばらく見守っております。が、特別レッスンを何度も重ねると、確実に体感されていることをこちらでも確認できるようになります。そこからダメ出しが始まります。「こう動いて!」「こうやって言って!」と言われているうちはまだ体感されていない状態です。まずは根気強く、とにかく気づきを毎回増やしてゆきましょう!
今回も、表・裏面とびっしり気づきで埋まりました。気づきが多いほど、次へ進めると思います。また別紙で、レッスン動画を見た後の感想も書いてくださった方もおりました。
レポートみたいで面倒、と思われるかもしれませんが、何に気づき、何に気づけなかったかを教えていただくことにより、目標に向けての今後の課題がより明確になり、個人レッスンでの振り返りもさらに濃いものになりスキルアップが望めます。
レッスンの「ねらい・肝」についての気づきについては、こちらには記載いたしません!とっても素晴らしい気づきを得ている方もいらっしゃいます。どんな内容を行っているかは、ぜひ実際にレッスンを受けてみてください♪他のお教室にはない超実践的・現場直結の内容です。

ご自身での体感、また、見学時に感じたことや気づきを事細かく書いていただいております。=レッスンで得られたもの。(よいこともダメも両方)
■気づきアンケートより
このいただいた気づきのフィードバックは、これからの課題(所感と現実の差を埋める)となりますので、
①ワークで自分は何を感じ、どう思ったのか。
②できたと思ったのか、できなかったのか。
③他の人の発言やダメ出しやパフォーマンスに何を感じたか。
④自分はどうしていきたいのか。
⑤動画を見た後の、所感との差。(間に合わない時はノートに書いておこう)
を特別レッスン後のまだドキドキしているうちに書いていただきたいと思います。
学んだこと(技術)はご自身のノートにも記載しておいてください。⚠️2時間のレッスンで数行程度分しか気づきを得られなかった、感じられなかった方は、まだまだ観察力や試したいという熱量が足りないと思います。また、技術不足により、何ができていないのか、何ができていることなのか、わからない方もいると思います。5回参加後くらいには、少しずつ見えてくると思いますので、それまで以下の皆さんの感想からイメージを広げておいて下さい。
「批評・評価」や「観劇の感想」のようなものは必要ありません(お芝居として作品が成立していた場合は別)。皆で試す場でもありますので、同じ指示に対して自分や他の方がどう反応できていたか、ご自身が気づいたものを残しましょう。
面倒な作業に感じるかもしれませんが、「レッスンを受けて終わり」では意味がありません。この見直し作業が大切です❗️できなかったこと、気づけなかったことは個人レッスンで確認し、次回気づけるよう準備しましょう❗️それだけでスキルアップ・視野も広がります❗️
発声
・ただ大きな声を出しているだけじゃホールの奥まで届かない
・普段の特別レッスンの声の大きさだと箱が広くなった時に全く聞こえない
・五十音、セリフ、歌唱とあれだけ広い場所だと、前に飛ばすエネルギー、声量、体力がないことがわかりました
・Fさん、Dさんの声量が出ていて前に飛んでいると思った
・かなり大きな声を出しているつもりでいて実際は前に声が飛んでいなかった事に驚いた
・室内の時と館内の時では、今までの声量じゃ通じない事が分かった
・声量が大きくなるにつれて高音でキーキーなりがちになるのでちゃんと声を押して前に出すように気をつけた
・Bさんの声が高めなのか、全体に広がって聞こえた
・腰をしっかり落とせずに中途半端になってしまったのでキツかったらちゃんとリセットして戻せるようにしたい
・Gさんの声が前回のよりだんだん前に声が飛んでいっているように感じた
・先生の声が遠くまで飛んでいた
・前に押すイメージが難しくて苦戦しました
・さ行が苦手だと分かったので、他の行より練習する
・顔の口角をしっかりと動かせなかったです
・お腹から声が出せた
・人の話を聞きながら前に押す感じで出せていた
・目の辺りの筋肉を使って言えていた
・もっと大きな声を出せる
・物を割るスピードのイメージをしたらいい事を学びました
・他のメンバーと目を合わせたら、言いやすかったかも
・心の中で注意することを考えながら言いたい
・声を前に飛ばすのには相当なエネルギーが必要になる。最後まで意識しないと語尾の力が抜けてしまう。最初にぱーん、と声を飛ばしそれを持続させられるようにするのが大切なのだと改めて感じた。
・Fさん、Gさんは無理して声を出してる感じがしなく、自然と体全体で大きな声を出せていた。私は喉にまだ力が入ってしまうので、きちんと腹圧をかけて声を出せるようにしたい
・大きなホールでやると自分の声がどれくらい小さいのかがわかるので、たまに大きな場所で練習してどのくらい声が出ているかの確認をすることが大切だと思った。また、普段から大きな場所を意識して声出しを頑張っていきたい
ミュージカルナンバー練習
・目と身体で表せた
・ことばをはっきり出せたから言いやすかった
・気持ちをもっと入れたかった。ダンスと歌のときよりも気持ちが入っていなかった
・Fさん、Aさんともっと目を合わせたかった。自分に訴える力が足りなかった
・気持ちをお客さんに伝えるように歌うのが大事だと学びました
・声はその場に置かないと学びました
・歌はセリフだから、歌も動機が大切だと学びました
・思っていたより狭く感じ、お互いぶつかりそうになった
・完全に歌ってしまったのと、ただ目を合わせただけになってしまい心を動かせられなかった
・高音が外れてしまうので、ちゃんと八重歯を使って歌えるようにしたい
・1回目は声が飛ばなかったけど、2回目以降は後ろまで声が飛んでいる人達が多くなった
・Aさんは最初、声が飛んでいなかったけど何度もやるにつれて声が飛んだ時は一番分かりやすかった
・いつもFさんの声が前に大きく飛んでいるのでどうしたらあんなに真っ直ぐ飛ぶのか気になる
・ステージでの練習を客席から聞いていた時、声が飛んでいる、飛んでいないがわかりました
・おうたにならないよう意識しすぎて音程が外れていた
・他の人に向けて歌おうとすると声がその場で留まってしまう為、誰かの方を向いていても常に遠くに声を届けることを意識しないといけない
・宇宙や地球が見える方向を無視していた
・スマホの使い方が雑だった
・動く理由を見せながら動いて歌う…とマルチタスクを行うのが難しかった。段取りで動いてしまったので歌いながらでも動機、目的を見せられるようにしたい
・歌になるとさらに声が小さくなってしまったので、台詞と同じくらいの大きさで歌えるようにしていかないといけない・何を言いたいのか?を自分の中ではっきりさせないと言葉が立たず、何を言っているのかがわからなくなってしまった。大切な単語や漢字をきちんと意識し、伝えられるようにしたい
リーディングミュージカル本番(撮影)
・EさんがM2で動きの確認をしてくれたけど、私が本番で完全に忘れてしまっていた
・あまり台本を見ている余裕がなかった
・M2の前の演技を、次の展開にワクワクしながらすることが出来た
・大事なワードを意味無く言ってしまっているところがあった
・位置取りが難しく、勢いで飛び出してしまっているところがあった
・役同士近づきすぎてしまう瞬間があった
・声を出そうとするあまりお腹ではなく喉で出していて終わった後喉を痛めてしまった
・M3で最後の位置に行くまで手持ち無沙汰になっている感じだった
・DさんEさんのCがたくさん無声セリフを言っていて良かった
・セリフを忘れてしまい場面を止めてしまうことがあったので申し訳なかった
・咄嗟に手を上げるポーズが中途半端になっていた
・Cの動きが難しそうにみえた
・ダンスがおかしくなってしまった
・練習して行ったのに、Aちゃんを見すぎてしまい、迷ってしまった。惑わされず自分の踊りをしなければならなかった
・休符のところは気持ちが入っていたが、ダンスを踊るだけになってしまったところがあった
・気持ちを入れることができた
・アドバイスを受け、BとCのやり取りがうまくできた
・Cの高笑いで自分(B)も反応できた。成立したと感じた
・自分の出番でないところもお芝居をしなければならない。Bになりきらなければならない。前は、それがわかっていたようで、注意することに集中して気持ちが追いついていなかった
・役がお客さんからみて被っていたので、演技が見えずらいところがあると思った
・驚いたとき舞台から外れてしまった。外れないようにしなければならない
・Bの役の目的を理解して演じられた。これまでのレッスンで習ってきたことができた。特に、銃のシーン。はじめは、どういう睨みをしたらよいのか、どういう意味なのかが分からなかったが、積み重ねていくうちにだんだん分かるようになった
・みんなで練習して、ひとつの作品をつくるのは楽しかった!
・立ち位置を間違えた
・人を見つけた時、感情表現をしっかりすることを忘れてそのまま行ってしまった。ひとつひとつていねいに表現したいです
・高い音で言うと、ぐちゃぐちゃになってしまって、うまく言えなかった
・言葉が本当に伝わるかわからない相手に言うから、ゆっくり言った。そこは良かったと思う
・B役は、裏の悪い部分が出ていてすごく良いなと思った。自分は、裏がないと伝えたつもりだったけど、見る人に伝わったか、自信がない
・ダンスの部分は、段取りで精いっぱいになってしまった
・前回は大事な言葉(台詞)を捨てていたけど、今回はちゃんと立てて言えた
・驚く時の動き、表情を大きく見せるようになったら心が疲れたり、受け取る時も受けてから台詞を言えるようになった
・動きを段取りから動機付けで考えるようにしたら自然と覚えやすかった
・台詞を自分の言葉で言い換えると、ラストのセリフもそれぞれの気持ちが分かりやすくなった
・椅子に座った時、直ぐに素に戻ってしまった
・前を向く位置を確認したから、目線や頭がキョロキョロしなくなった気がした
・ステージ位置の確認をしても、ステージ位置を意識しながらお芝居が出来なかったから飛び出してしまった
・Fさんのエネルギーが強く、途中押し負けそうになった
・ラストのCの登場の動機や台詞の解釈をもう一度見直したので、歌の入りもエネルギー落とさずにやれた
・いつもBが人間に近づくのを阻止出来なかったけど今回は阻止するように動けた
・CとBの登場でただ歩いて来ただけだったけど、歩幅は広くしてもっとキツい体制で歩くようにしたら何をしているのか分かりやすくなった気がした
・相手との距離感や抜け方もタイミングが難しいなと思った。本番は上手く抜けられず詰まってしまった
・前回の撮影は大きな失敗を残してしまったけど、今回の撮影ではそういった間違えない緊張より純粋にやり遂げたい楽しい良い緊張感で挑むことが出来た
・舞台の縁まで前に出てくると、違う意味が出てきてしまう事を教わりました
・セリフの途中の言葉で反応してしまう事がある事を教わりました
・最後セリフは、2人のそれの感情があって、それぞれの言い方になる
・Cの登場シーンが2人とも違っていて、同じシーンでも演じる人が違うと演技が違いが感じられました
・手をみせる時、指先までしっかり伸ばすと綺麗にみえる
・きつい姿勢ほどエネルギー量が出る
・セリフの掛け合いの受け取り、送信のテンポが思っていたより速いと感じました
・M1が始まってから、脳内で、異常なし、異常なしとセキュリティチェックをしていた時は、役に没頭できていた気がしました
来年の特別レッスンではどんなことを試してみたいですか?
・他の台本でもセリフがない部分をどう埋めていくか試したい
・歌もセリフの一部であることの意識付け
・演技時中の体の動きのレパートリーを増やす
・高い音で口が回らなくなってしまうので、しっかり言えるようになること
・セリフがないところ、間のお芝居をもっと楽しめるようになりたい
・役の動機や気持ちを大切にする、しっかり表現すること
・役の想いをセリフや歌にのせる
・間を生きる(セリフがない部分でも相手と会話したり、心の変化を見せる)
・魅せ方(体の向きや舞台上での動き方)
・アクション、リアクションが大きいと、次の人のセリフの受け答えがしやすくなったのと、いい意味で心が疲れたので、もっと試してみたい。
・アドリブをやった時に凄く緊張感が続いたのと、よくわからないドキドキや楽しさがあったのでまたやってみたい。
・ホールだと、声が飛んでいる飛んでいないがわかりやすかったので、また広いところでお芝居を試してみたい。
本日のMVP ! 一番すごかった人!
Aさん→冒頭のBとのやりとりでエネルギーが落ちることなく緊迫感に溢れていたところがよかった。
Bさん→Cの真似をした後ニヤリとしたところで気持ちが伝わった。最後のシーンの舌打ちがよかった。
Dさん→Bと悪巧みをしているところが松原先生のレッスン以降よくなっていた。
Fさん→2人の掛け合いのシーンでエネルギーや声が前に飛んでいた。
アンケートについて
アンケートには「できた」「意識できた」とチェックされているのですが、実際できていない方もいらっしゃいます。そういった方は、ご自身がもう「できるようになったと勘違い」されているようで、気づきメモからその体感に関するものの記載がなくなります。そういった方については、特別レッスンはもちろん個人レッスンでも取り上げ、まずは「できていないことがわかるように」訓練してまいりましょう。経験数も関係している為、とにかく特別レッスンで体感しましょう。
また、前回「よくわからなかった」とチェックした方が、また「よくわからなかった」にチェックされているにも関わらずず、それについての記載がない方もいらっしゃいます。「わからないこと」がわかった場合も、記載して下さい。
これはよくあるのですが、他の方がアドバイスを受け、できるようになったのを見て、自身もわかった「できる」気になってしまう方もおります。ひとつの引き出しとして勉強させていただき、いざというときに自身でも使えるように整理して受け取りましょう。オーディションではこの”使える引き出し”が命になりますよ。
内容がバレてしまうため掲載できなかった感想もあります。相手がある場合はレッスン時にお伝えします。
◉自分がどうだったか(体感)だけを書いている方がおります。他の方の演技を見学することもありますので、そちらで何を感じたかも書きましょう。他の方が感じた気付き、できていること、できていないことも、すべて自身にいただいちゃいましょう❗️
気付きアンケートについては動画を見る前の所感を書いて下さいね。また、書いて終わりではなく、当日の体感と実際の演技の差を、レッスンや練習で埋めていきましょう!
※これらはすべて正しいということではありません。あくまでも皆さんの所感です。できるようになった方や長い方は「これは違うな」と感じることもあるでしょう。これは皆さんが通ってきた道です。ご自身も「違う」ことによくやく気づけるようになったと思います。他の方の所感を読み、ご自身の成長を実感して下さい。
※「演じる=役になりきる」では自分自身がまだいるということ。だから恥ずかしさが抜けず、見苦しい自分を魅せたくない思いからお遊戯会になってしまう。周りも恥ずかしくなってしまう原因はここにあります。
2025 特別レッスン内容(予定)
2025年前期は、演技の基礎に一旦戻ります。以前行った台本や新しい短編台本に取り組むことで、2024年に学んだことの定着と応用を目指します。何度も繰り返し体感して体に染み込ませていきましょう。
またハモリ耳を鍛える訓練も行います。
前期開催日程はすでにお知らせに記載しておりますので、マイページからご確認ください。
来年も、子役・俳優・声優・アイドル・アーティスト・表現者を目指す方必見の内容の予定です。乞うご期待!
以前のオーディション対策レッスンの記事
今までのオーディション対策レッスンの記事が一覧になりました❗️
オーディションを受ける方は必見❗️このレッスンを受けた方が続々と中央で活躍中❗️一緒に受けているメンバーも刺激を受けます❗️
セミプロ以上を目指す方や、お教室に入会希望の方も、ぜひご覧下さい。
レッスン内容の詳細が書かれていない❗️具体的に何をやっているの❓と思われるかもしれませんが、参加された方のみが合格やスキルアップできればいいので、こちらには記載いたしません!もちろん生徒さんのブログでも「肝」は記載していないと思います!内容はぜひレッスンでお試しください (^_^)