オーディション対策特別レッスン【2025年2月】レポート
この少人数オーディション対策レッスンから中央で活躍する方続出❗️
2024.10.27またまた合格者が❗️気づかないうちに染み込んだ技術が合格へと導きます❗️
プロを目指さなくても、スキルアップや技術維持、引き出しを増やす方も❗️
2025年2回目のオーディション対策合同特別レッスンでした!今回も2時間めいっぱい試し合いました!
感想を拝見すると、皆いいところに気づけたようです。他の人の気づきからも得るものが多いと思うので、気づき感想もしっかり読んでおいてくださいね。見逃していたこも多いと思います。思い出したことや試したいことはメモを取っておきましょう!
参考番組も皆で観ました。レッスンで皆が習っていることを、実際にプロが本番で意識して使っている場面はどうだったでしょうか。気づいたことは、ぜひ自身の練習で取り入れてみてください。いつも意識することが大切です。
お芝居のお稽古に参加する際の心得
現場では、監督や演出家の指示は絶対です。自宅で考えてきたことが否定される(案が1つだけだったり考察が甘いことがほとんど)こともあります。それをいつまでも主張(喧嘩腰し)したり、凹んだ態度を見せたりなどは役者にあるまじき行為です。言われたことに「はい!」と返事をし、的確に応えていきましょう。
出待ちや見学の時間も長くなることがあるでしょう。しかし、皆で1作品を作っているので、しっかり見ることも大切です。まして練習生(レッスン生)では、他の組のアドバイスもすべて吸収するつもりで参加しなければ何の勉強にもなりません。誰かへの注意やアドバイスは自分に言われたこととして受け取ること!変更部分もすぐに適応できるようメモを取りながら集中して見学しましょう。
間違えて止めてしまったら、「申し訳ありません、もう一度やらせてください」と、先生や演出家、自分より若手であっても共演者に頭を下げ、すぐにやらせていただきましょう。
レッスンは楽しいですが、お遊びの場ではありませんので、気を引き締めて臨んでください。
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毎回書いておりますが、ただの”セリフの読みっこ””課題楽曲をみんなで楽しく歌いましょう”というようなお遊びはこのレッスンでは行いません。公演のためのお稽古しかしてこなかった方や経験者でも、プロになる(合格する)ためには必ず乗り越えなくてはならない壁、圧倒的に足りない基礎技術を訓練します。オーディションは受けないけれど、表現の技術を学び、演奏活動・ダンス活動に活かす方もいらっしゃいます!
今までこんな練習をしたことがない・・・。やったことがあったけれどこういう意味だったとは・・・。意味もわからずやっていた・・・。こう思っていたけど実際やってみたら違った・・・。これは応用できそう!等、経験者も未経験者も気づきがたくさんあるレッスンです。役っぽく、役になりきる、という感覚だからお遊戯会になります。このレッスンを受けると意識改革が起きるでしょう。
ここでは、よく考え・生徒さん同士で思い切り試す場。ここで完璧にできなくても大丈夫。オーディションや本番で失敗しないよう、ここでたくさん失敗して、しっかり試して下さい❗️
◉このレッスンは、連続参加(ここ重要)し5回目を過ぎた頃から見える世界が変わってくるようです。別のスクールに通っていらっしゃる方は、あまりの違いに最初はとまどうでしょう。このレッスンを受ければ、素人は技術を0から学ぶことができ、また間違った経験を積んできてしまった方や間違った固定観念を持った方は修正ができます。新たな気づきを得て、自身のスキルアップを図ることができる貴重な場所だということを後になって感じるでしょう。
◉オーディション対策レッスンという名目ではありますが、俳優・声優志望だけでなく、アーティストの表現力UPのための表現レッスンを主に行なっています。歌詞が棒読みになってしまう方、”気持ちを込める=ナルシスト”になってしまっている方、声に表情をつけたい方、には必須のレッスンです。
◉このオーディション対策合同レッスンは当初より少人数で開催しておりますが、入り口と掃き出し窓からの定期換気、24時間換気の部屋でのレッスン、全員マスク着用、を徹底して行っております。また、まん防中は窓を開けた状態でレッスンしております。
オーディション対策レッスンでは何を学ぶのか?
オーディションで審査の要となる、瞬発力・想像力・創造力・応用力・協調性・考察力・洞察力・実行力・欲するエネルギー・喜怒哀楽の感情の幅、を、シアターゲームやエチュードを通して鍛えます。
最近はワークショップオーディション(グループで受ける)も増えてまいりましたので、シアターゲームがそのまま出題されることもあります。「ねらいがわかることでどう表現すればいいかわかった」「経験したことがあるので少し余裕ができ思った通りのことができた」と実際生徒さんからも「出題された!」と連絡をいただいております。合格報告も!この「脳トレ・身体反射トレーニング」で毎回”感覚が維持できているか確認”していただきます。(言われた通り・思った通りの表現が確実にできているかは別問題です。)
また、役作りをはじめ、オーディション会場で台本をもらったら短時間でまず何をすべきか。
現場のドラマや舞台の台本をもらったら顔合わせまでに何をすべきか。プロが行う台本の読み方、役作りの仕方(考え方)を演劇論を用いて実際に体感していただき学びます。
その他、役作りについて演出や監督から質問があった場合どう答えたらよいか、自身の考えてきたものを他の役者さんと短時間でどう摺り合わせればよいか、も併せて学びます。
オーディションで出された課題や現場台本を持ち込まれる(相談される)場合は、動きやセリフの言い回しをこちらが決めて教えるなど一切しておりません。現場の演出家、監督、審査員の指示(意向)が全てです。それにすぐに応えられるよう訓練するのがこの特別レッスンです。
また、音感を鍛えるために、「ハモり」レッスンも行います。ハモり耳を鍛えることで格段に音感があがり、音痴の場合は音痴解消になりますし、ソロボーカリストについては音程がさらによくなります。
ミュージカルオーディションで勝ち残れば、ハモりができるか確実に審査されますし、CMや映画のオーディションでも歌唱力を求められる場合があります(過去に何度も有)。また事務所などで引き出しを増やす(商品価値を上げる)ためにとバンドのボーカリスト(楽器でハモり担当も)としての素質をみられる場合もあります。このような場合にも対応すべく、ハモり耳を鍛えることも毎回できる限り行っております。
<実際の保護者様からのお問い合わせ>
Q.SNSの広告に「すぐにデビュー」「声優オーディション」「子役オーディション」「俳優オーディション」「オンラインオーディション」がたくさん表示され、受けようと思っています。合格後はどれもレッスン付きのようですがこれは大丈夫でしょうか?(お友達が次々に事務所に所属し始めましたという方も。)
A.今事務所経営が厳しくなっているので”磨いても光らない人”も事務所レッスン生(預かり)として高確率(ほぼ100%)で合格できるようですが、技術が無い・センスがない方は「一生レッスン生」になります。「うちの子なら大丈夫」はほぼ大丈夫ではありません。会社の運転資金要員となりませんように。ご注意を。事務所やスクール所属になった方は、カリキュラムのグループレッスンで満足せず、ご自身の目標・ゴールに沿ったオーディション対策をなさって下さい。
◉お教室のレッスン生にも事務所所属の生徒がおりますが、事務所の了解を得て受けてくださっています。必ず了解を得て下さい。なお、お教室在籍中に合格したものは、お教室生の合格としてこちらも受け取らせていただきます。(規約にも記載しています)
入会案内
現在の空き状況・入会の条件等は →→ 「こちらから」
※個人レッスンのため、会場やお時間等ご希望に添えない場合もございます。まずは、お問い合わせ下さい。
※未成年者ご本人からのお申し込みはできません。
※GmailとDocomoアドレス不可。こちらからのメールが届きません。ご注意下さい。
”アニー”や”冒険者たち”を受ける為にこのレッスンは必要なの?
実際のアニー合格発表時に、演出家が合格した子や最終まで残っていた方々に話した内容です。
「アニー」2025ではお教室の生徒さんがモリー役に合格をいただきましたが、今回も演出家から「講評としては、毎年そうなんですが、みんなのやってくれる歌とかお芝居が、ちょっとお行儀が良いのよね。孤児たちの話なのに、年々お行儀が良くて、しっかり教育を受けた学校の優等生みたいに見える子が少なくない。『アニー』にはそういうキャラクターは出てこない。グレースをやるなら、そこを狙ってほしいけれど、(孤児なら)もう少しバイタリティ、生命力、したたかさ、ずる賢さ、そういうところがもっともっと出てくると、もっともっと楽しいオーディションになると思って、みんなの耳に入れます。拡散してくださいね」
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拡散してください=お教室の先生方ココがポイントですよ!と仰っています。もう、毎年毎年こういう方が欲しいんです!合格できるのです!と仰られているのですよね。
アニーに限らず、すべてのお芝居に通じると思います。
お教室のこの特別レッスンでは、キッズ・ジュニア・大人にかかわらず、これに応えられるような基礎を応用を、徹底的にしつこくご体感いただいております!だから特別レッスンに参加されると、役の豊かな表現と”熱量異常”にもまれ、演出家やステージングさん、監督さんに「おっ!いいね!」と言われるようになるのです!
生徒さんが合格した2019年の発表時の演出家からの演技方針がこちら→「アニーっていう子には、明るかったり、人の気持ちが分かるというところはもちろんあると思うんですけど、ずる賢いとか、抜け目がないだとか、したたかだとか、物怖じしないとかっていう、そういう部分もきっとあると思うんですよね。あなたたちの中にある、そういう普段は隠してるところを思い出してくれると嬉しいです」。
2021年はこちら→「毎年そうだが、たくさんの魅力的な子どもたちがいて、本当に甲乙つけがたい。歌・踊り・芝居ができればいいのではなく、審査員それぞれ専門の立場から、いろんな角度で、『本当に魅力的か』をチェックしていく。一人ひとりに個性や言葉にしづらい魅力がある中で、さらに素敵な輝きが他の審査員にも伝わったのがこの2人だった」「例年のオーディションは時間との闘いです。良いところと弱点を、瞬時に見抜いて前後と比較します。ですが、映像だと時間に追われずに審査できて、気になった子をもう一度見られる。そのストックをもって昨日と今日の対面審査をしたが、悪くなかった。」
また、振り付け師うらん先生のオーディション内WSでも、アニーや孤児役に必要な心の葛藤を身体表現や歌に反映できるか、言われたことに対して機敏に的確に表現できるか、という課題を出されております。
2019年アニー役を射止めた岡菜々子さんは、「週5のダンスレッスンを減らし、歌と演技に絞って練習した。最終審査まで行ったのも初めて。アニー役に受かったので心臓が飛び出しそう。元気よく笑えて、明るく、勇気を与えられるアニーになりたい。曲も覚えて帰ってもらえるように精いっぱい歌いたい。」抜群の歌唱力と評価されておりました。
以上を踏まえ”求められるスキル”を盛り込み特別レッスン内容を毎回検討しています。だから合格に近づく!
シアターゲームしかり(シアターゲーム参照)、お芝居については必修技術すべてが盛り込めるよう毎回オリジナルで書き下ろしています。台本読解法や役作りも演技論などを用いて徹底して行うので、大河ドラマや映画など映像を目指す方にも有効です(映画主演に抜擢された生徒も)。
今後役者としてこの世界でやっていく意思があるのなら基礎は絶対です。必ずどこかのタイミングで学ばなくてはなりません。キッズでこれらの基礎を持っていれば、審査員や監督・演出家から「おっ⁉︎」と目に留まるでしょう。根拠のあるお芝居ができる。これが上記の「素敵な輝き」に繋がります。
この体感型特別レッスンを”しっかり”受け(気づき・感想やアンケート、動画からの徹底的な復習も含め)、技術を身につけられれば、結果はおのずとついてきます。一緒にレッスンしていたメンバーが突然”合格!”となることも。
ただし、経験が浅い方は、このお芝居の体感はすぐに消えてしまいますので、維持は必須(お教室では月1のレッスンが絶対)です。ご参加6回目ぐらいから結果が出始めます。ええ、今回も!大人のプロの俳優でも、維持のためにWSに参加するぐらいですから、たとえ少し手応えを感じても過信しないようにしましょう。とにかく維持!
ほぐし・発声
準備ができたら、他の人を気にすることなく、どんどん体をほぐしてくださいね。
皆にあわせてなんとなく惰性(ただ声を出す時間)でやっていては時間の無駄ですよ。また、大人はキッズたちに釣られて高音(喉声)になりがちです。お腹から太い声を出せるように意識しましょう。
通常のレッスン時でもそうですが、アップの時間は短時間で体も声も今日イチ良い状態に持っていく時間(レッスンの発声練習も)です❗️無駄にしないようにしましょう。
シアターゲームで脳トレ!
プロの舞台稽古前にも行われる「シアターゲーム」や「コミュニケーションゲーム」をストレッチ後に必ず行なっております。
NHKの大河オーディションでも、このシアターゲーム(ドッヂボール)が取り入れられていた、とTVで若手の女優さんがおっしゃっておりました。
この課題(ゲーム)では何をみられているのか、審査員の目的も解説しながら行いますので、いざ同じようなワーク(ワークショップ形式のオーディション)が与えられたときに、とても安心でき、自身をしっかり発揮できると思いますよ。
毎回違うワークを行うので、皆さんとっても真剣に取り組んで下さいます!
このワークは、お芝居に必須のコミュニケーション能力や瞬発力・考察力・創造力・想像力・思考力・洞察力・五感・体幹・六感アンテナ・応用力・協調性を鍛えることができます。台本も使わない、歌も歌わないですが、脳と体の神経をしっかりと繋ぐ大切な時間なのです。
そして、これらひとつひとつのワークが、次のワークへの応用になっています。特別レッスンでは、テーマに沿って開催することも多く、このレッスン全体でテーマに向かっていけるような工夫をしております。
今回も2つのシアターゲームを行いました!
1つ目は、演技(ミュージカルや映像)・ダンス(バレエの国際オーディションでも出された)の対面オーディションでよく課題になる、表現課題に挑戦していただきました。これはかなりの頻度で行っております。想像創造力だけでなく瞬発力も鍛えられます。髪の先まで、手の指先まで、足の指先まで、空間までもしっかり意識しましょう。(体のキレもチェックされます)
2つ目は、一言のセリフだけで状況や想いを伝える”声”に特化したゲームでした。たったひとことでも、文字に込められた想いを伝えることの難しさを体感していただきました。セリフ練習は、録音録画をして、俯瞰してジャッジしながら、まず自分自身が納得できるまで自宅練習をしましょう。一気に上達できると思いますよ。(文字依存はしないように)
ハモリ耳を鍛える訓練
今回は全員が知っている楽曲でハモリ体験をしました。当日課題を発表し、当日音取りをし、歌詞だけをみて実際にハモっていきます。
正味15分程度でしたが、前回より難しかった、あまりハモった感覚が得られなかったという方が多かったですね。音の幅は広くなかったと思いますが、少し難しい音が使われていたので、誰かのあとに遅れて音を出していた方もおりました(アンケートでは歌えていたと答えた方も)。
メロディとハモリの関係を感じながらメロディを歌えるようなる(余裕)と、楽器の音も聞こえるようになり、一気に上達しますよ。少しずつハモリ耳を鍛えていきましょう。
台本エチュード
メインワークのお芝居エチュードは、2回目のレッスンにして最終回となりました。
アンケートで、誰かから心が動かされた!に気づけた方、こうなったらもっと面白くなったかも!と考察できた方、皆の気づき等からヒントを得て試せた方、素晴らしいです!ここがもっと増えていくと上達できますよ。

前回と全く同じアドバイスをしましたが「見てしまったら成立できなくなること・見ていないと成立できないこと」「聞かなければ成立しないこと・聞いてしまっては成立しないこと」を台本上でまずしっかり確認しましょう。お芝居が成立しなくなります。
また、自分の発するセリフは、自分自身に向けてを含め、「誰に、どんな想いがあって」言っているのかのベクトルを今一度確認しましょう。毎回この考察をしてから参加してください。そのベクトルを受けた人は、それに「反応するか」「聞いてはいけない」のかを判断し、自分のキャラクターでしっかり反応しましょう。聞いてはいけない人は、別の動機を作って聞かないようにしましょう。
今回一部セリフに派手なパフォーマンスをする演出をしましたら、自分の番になると全員が動機もなく「ただ大きい声を出し大きく動く」をしただけになりました。キッズでもこれはダメです。演技力を要するドラマのADなら合格できません。なぜその大きなパフォーマンスをする必要があったのか?考えましたか?演出の指示をそのまま鵜呑みにしてマリオネットのように段取りだけをなぞらないように注意しましょう。
リアリティを追求した演技・表現では「なんとなく」ではなく確実にそうなる根拠があります。自分の発するセリフだけ(点)で捉えないようにしましょう。自分なりにしっかり考察し、落とし込んでから臨んでくださいね。
当日の動画は、俯瞰して(お客様の目線で)確認しましょう。お客様はお話を知りません。思った通りにできていなければ、もう一度台本読解に戻って修正、その動機づけを行いましょう。
オーディションの演技課題台本は、スキルが様々チェックできるシーンを選出されます。国語読解力はもちろん+演劇的読解(表現)が必要になるので、セリフの成立を理解している講師に相談しましょう。ここがお遊戯会的演技脱出や最終審査通過の大きなポイントになりますよ。
次回はミュージカル台本です。以前行ったミュージカル台本を現代版にリニューアルいたします。セリフはほぼ同じですが、設定等変わりますので、一言一句しっかり暗記して集いましょう。試したいこと、前回失敗したことのリベンジ、を皆が持ち寄り、それぞれのキャラクターがいきる群像劇になることを期待します。
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「役になりきる」のではなく、「役としてこの世界で生きる」のが目標です。また、松原先生も仰ったとおり「セリフはおまけ」です。早くセリフ(文字)依存や段取り依存から抜け出しましょう。誰の言動(きっかけ)を受けるわけでもなく、自分が安心する自宅練習でのテンポのまま毎回セリフを言ったり、同じ動きを惰性でなぞっているだけでは、上達はできませんよ。
役者はマルチタスク必須です。脳と心と体を研ぎ澄ませ、しっかり対応できるよう万全な態勢で臨んでください。マルチタスクの苦手な方は「対戦ゲーム」がおすすめです。
<<重要❗️>>
セリフには必ず動機があります。自分で閃き気づくか、誰かや、五感(六感)から何かを受けるかしか動機はありません。また、動機のないセリフでエネルギー(欲する力)が低いと、次の人は「0から感情を生み出して」嘘のセリフをいわざるを得なくなります。これが「落ちる」「セリフの不成立」です。声をかけた側、動機になるような言動をしている前の方の責任だということは”7月の小栗旬さんのプロフェッショナル”でも仰っていましたね。
役(台本)を膨らめる時には、書かれている性格と「9つの質問」でジャッジすること。あいまいに「こんな感じだろう」と適当なイメージだけで参加しないようにしましょう。答えはかなりの確率で台本内に存在しています。表現力だけでなく、読解力も鍛えましょう。
人の心は、本当に複雑ですよ❗️リアリティのあるお芝居にするには、まずはここから❗️
「以前のオーディション対策レッスンレポート」にも「ヒント」や「アドバイス」がいっぱい❗️技術がつけばつくほど「ここには凄いことが書かれている」と気づくようです。数年分を見返してみてね!!みなさん、色々気付けるようになってきていますよ!
2025後期のミュージカル課題
2025年の後期は、オリジナルのミュージカル課題に取り組んでいただく予定です。
今回の特別レッスンで参加された生徒さんたちにアンケートをとり、どのような方向のお話がいいか尋ねました。確定ではありませんが、その方向で制作を検討したいと思います。お楽しみに❗️
この作品を通して様々なスキルが身につくよう、台本や歌に少し高度なものを盛り込みますよ。
お教室のレッスンでは、セリフが成立する感覚を得ていただくため(主役になった際の空回り回避)、基本的には群像劇を体験していただいております。アンケートで「主役をやってみたい」と書いてくれた生徒さんは、成立する感覚を早く覚え、どんな場面でも成立できるように準備しましょう。
未入会だけど・・・参加したくなった!
1ヶ月に1回、月末あたりの週末にオーディション対策レッスンは開催されます。
全員にすべてのワーク参加をしていただき、ひとりひとりへのアドバイスはもちろん、その後何度も小返しを行うため、3名以上8名まででの少人数レッスンです。(参加者が多くなった場合は別時間に振り分けます)
グループレッスンのデメリットは、ひとりひとりが受けたアドバイスを小返しさせてもらえないこと!アドバイスをもらっただけでは、習得できません!スクールや事務所レッスンでは、これができないためにウンチクのみを学んできます。自分ができなければ何も意味がありませんよ!
ここまでやってくれるの?の現場直結のオーディション対策レッスン。
読んでいたら参加したくなった。
一度参加してみたい・・・
そんな方、
メインのお教室レッスン生でなくても「単発レッスン生」でしたら参加可能です。
詳細は「単発レッスン」をご覧ください。
課題がありますので参加エントリーには締め切りがございます。また内容が高度なため、特別レッスンのためのレッスンを受けていない方はご参加いただけません。
「難しそうでついていけるか不安」と言われる方もいらっしゃいますが、実際のオーディションはこんなに優しい環境ではありませんよ。
レッスン生の感想(抜粋)
アンケート(気づき・所感メモ)は、書きながら振り返り、脳でまとめるという作業の場です。気づきが多く毎回びっしりの方もおりますね!できた、できない、わからない、今の段階での気づきが大切です。
技術不足の方については合同レッスン当日に修正アドバイスはほとんどしておりません。アドバイスが理解できる(なんとなくでしか体感していない為)状態にないため、しばらく見守っております。が、特別レッスンを何度も重ねると、確実に体感されていることをこちらでも確認できるようになります。そこからダメ出しが始まります。「こう動いて!」「こうやって言って!」と言われているうちはまだ体感されていない状態です。まずは根気強く、とにかく気づきを毎回増やしてゆきましょう!
レポートみたいで面倒、と思われるかもしれませんが、何に気づき、何に気づけなかったかを教えていただくことにより、目標に向けての今後の課題がより明確になり、個人レッスンでの振り返りもさらに濃いものになりスキルアップが望めます。
レッスンの「ねらい・肝」についての気づきについては、こちらには記載いたしません!とっても素晴らしい気づきを得ている方もいらっしゃいます。どんな内容を行っているかは、ぜひ実際にレッスンを受けてみてください♪他のお教室にはない超実践的・現場直結の内容です。

ご自身での体感、また、見学時に感じたことや気づきを事細かく書いていただいております。=レッスンで得られたもの。(よいこともダメも両方)
■気づきアンケートより
このいただいた気づきのフィードバックは、これからの課題(所感と現実の差を埋める)となりますので、
①ワークで自分は何を感じ、どう思ったのか。
②できたと思ったのか、できなかったのか。
③他の人の発言やダメ出しやパフォーマンスに何を感じたか。
④自分はどうしていきたいのか。
⑤動画を見た後の、所感との差。(間に合わない時はノートに書いておこう)
を特別レッスン後のまだドキドキしているうちに書いていただきたいと思います。
学んだこと(技術)はご自身のノートにも記載しておいてください。⚠️2時間のレッスンで数行程度分しか気づきを得られなかった、感じられなかった方は、まだまだ観察力や試したいという熱量が足りないと思います。また、技術不足により、何ができていないのか、何ができていることなのか、わからない方もいると思います。5回参加後くらいには、少しずつ見えてくると思いますので、それまで以下の皆さんの感想からイメージを広げておいて下さい。
「批評・評価」や「観劇の感想」のようなものは必要ありません(お芝居として作品が成立していた場合は別)。皆で試す場でもありますので、同じ指示に対して自分や他の方がどう反応できていたか、ご自身が気づいたものを残しましょう。
面倒な作業に感じるかもしれませんが、「レッスンを受けて終わり」では意味がありません。この見直し作業が大切です❗️できなかったこと、気づけなかったことは個人レッスンで確認し、次回気づけるよう準備しましょう❗️それだけでスキルアップ・視野も広がります❗️
発声・送受信
・渡されてどう受け取れば良いかわからなかった
・渡す時、タイミングが分からなくてちゃんと声を出せなかった
・受信した時に、伝わっては来たけどあまり熱量は感じられなかった
・興奮する時に、かかとを上げてしまう癖を気をつけようと思った
・だんだん声が高くなってしまった
・体勢がきついけどこの姿勢のおかげでお腹からの声を意識できた
・途中で声を出す方向が散っていてまとまった声で出せていなかった気がした
・今どこかがわからなくって間違えてしまいました。集中してやらないとできることもできなくなってしまうと思いました
・後半で足腰がキツくなって運動不足を痛感しました
・重心をしっかり下げてやらないとお腹から声が出なくなってしまうので気をつけたい
・相手が喜ぶかな?喜んでもらいたい!という気持ちでいっぱいにしてから台詞に繋げたらいつもより自然と台詞が出てきた。
・Aさん、Bさんの声がよく飛んでいた。
シアターゲーム
①声の表現ゲーム
・イメージしやすくてやりやすかった。みんなすぐに分かってくれて嬉しかった
・Cさんの表現が、子どもの高い声で、分かりやすかった
・声色を含んだりするとより分かりやすいと思った
・Bさんの表現が似ていて凄いと思った
・経験のない台詞や状況の時にいかに分かりやすく相手に伝えるかが本当に難しいと思った
・お芝居でも裏の気持ちが全員に伝わるようにしたいと思った
・動かずに言葉だけで感情を伝える難しさを実感した
・自分が出したい声のトーンとは違ってしまったりして、普段から録音してその通りに伝わっているかの確認をもっともっとしていかないといけないと感じた
・Cさんはお題に対してすぐに応えることができていて、また微妙なニュアンスも周りに伝えることができていてすごかった
・Bさんも難しいお題でもどうしたら周りに伝えられるか、をよく考えて伝えようとしていた
・同じお題を2回3回言い直す時、皆精度が増した言い方になっていたり、1回目違うな、となったものは修正しようとしたりしていて伝わりやすくなっていたように感じる
②全身を使った表現ゲーム(瞬発力訓練)
・皆とかぶってしまった
・お題を聞き間違えてしまいました。ちゃんとお題を理解するようにしなければいけないと思った
・お題に対して、表現の仕方が分からなくなってしまった。
・人と同じになってしまう事が多かった。
・1発目に動く人で全てが決まってしまうので慎重に周りを見て動かなければいけないことを知った
・自分が一発目でなければ相手の動きに合わせる柔軟さが必要だと思いました。
・DさんとAさんが、ちゃんと1発目の人に合わせていたので凄いと思った。
・お題のものに対するアプローチがワンパターンしかなかったから、別の角度からのアプローチを増やしたいと思った
・一瞬で動きを決めて止まるのはとても難しい
・動きが被りそうになった時にどうすれば良いかわからなかった
・一つの物に対してのイメージ・表現方法を常にたくさん考えておかないといけないんだな、と実感した
・イメージを表現するには体全体を使えないといけないので、柔軟性、体幹力を鍛える必要もあると感じた
・Cさんが上下の空間を大きく使って表現できていてすごかった
・みんなの意図を読めずに邪魔してしまった。自分の常識だけでなくもっとアンテナをはってそれぞれが考えていることを読み解く力を磨いていきたい
・Aさん、Cさんが率先して動いて基礎を作ってくれたのでとてもやりやすかった。瞬時に動けるということはイメージ力、構成力が高いのだろうな、と思った
ハモリ
・主旋律を聴いてそこに合わせていく、を意識している時は自分のパートを歌いやすかったがいっぱいいっぱいになって主旋律が聴けなくなると自分の音もわからなくなってしまった。落ち着いて周りの音を聴けるようにしたい
・ハモリはおまけなのに、打ちまかす勢いで大きな声で歌ってしまいました
(A:ハモリはおまけではありません メロディを支え楽曲を豊かにする重要な役どころです)
・必死になってしまって他の人の声があまり聞こえなかった。もっとまわりの声を聞かなければいけないと思いました
・ハモる感覚を得るというより、同じパートの音を聞きながら歌っただけだった
・メロディとハモリが重なって綺麗なハーモニーになった
・ハモリ中に音を分かってないから自分の音が外れている事があった
・Aさんの音が安定していて聞きやすかった
・上手くハモれた感覚になると気持ち良い
・夢中になるとメロディより前に出ようとしてしまう
・入りの音を間違えると後から修正して戻るのが難しかった
台本エチュード
・今はこの目的で動く、これに気づいたからこういう動きをする、と明確に考えることで動きやすくなり、芝居を連続したものとして捉えやすくなった。でも、決めた動きをなぞるだけになってしまった部分もあるので根底にある目的を忘れず動けるようにしたい
・相手からの台詞を間違った風に受け取って返してしまうとシーンが繋がらなくなってしまうというのがよくわかった。自分が考えてきた芝居も大切だが物語の目的、相手の台詞の意図を読みそれに沿うようにこちらの台詞を繋げていくのが大事なんだ、と改めて実感した。
・(見学時)最後の場面でみんなが同じ方向を見て同じものを共有しているのがわかった。みんなの焦りが伝わってきて、勢いが落ちることなくラストまでいっていて緊迫感溢れるシーンになりとても面白かった。物語の結末を知っているのに「どうなるんだろう?どうするんだろう??」とドキドキした。前の人から受けた台詞の勢いを落とすことなく倍にして返していて迫力がすごかった。
・シアターゲームで相手と共有することの大切さを実感したが、そういうものを芝居に反映できるようにするのが大切なんだと痛感した
・途中でセリフを間違えて止めてしまうと勢いや雰囲気が終わってしまうので後半に行くほど集中しないといけないと思った
・セリフのない間にアイコンタクトをすることでリアルさが増して良かった
・相手の出方に対して臨機応変に対応出来ると面白くなると思った
・「聞こえてはいけないセリフ」を途中から聞いてしまっていた
・冒頭の部分が一人一人個別でセリフを言っているだけに感じた
・ちゃんと呼吸や心の声を出さないから何してるのか分からないし、自分も分かってなかった
・セリフのテンポが遅れるだけで、素に戻ってしまった
・Dさんが突っかかって来たシーンはエネルギーが強くて心が動いてしまった
・声量が出ていない、声が飛んでいなかったので気をつけたい
・誰に言うのかを考察してこなかったのでキョロキョロしてしまった
・相手のエネルギーを貰ってそのまま言うと言いやすいし成立もしやすい事が分かった
・試してみたいことを試して上手くいかなかったけど今後も色んな事を挑戦してみたいと思った
(A:自分がやりたいことだけでなく、他の役の気持ちや次への動線もしっかり考えてから持ち込もう)
・キャラクターは間がある所で出せる。無音の間だけでそれぞれキャラクターを出せた事に驚いた
・セリフの成立は、やってるとあまり気づかなかったけど、お客さんの立場からだとハッキリわかると思った
・セリフのない間で、AさんとDさんの表情と仕草がキャラクターになって、その空気感が伝わってきた
・Bさんのエネルギーが所々消えてしまっていた(落ちた)のでもったいないと思った
・セリフをちゃんと前に押すように言えませんでした
・誰に言うのか、なんで言ったりそうしたりするのか、考えてからセリフの練習をしなければいけないと思った
・今度は段取りにしたくない
・Cさんが、ゆっくり今の状況が分かるようにセリフを話していて、良いなと思った
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8:Dさん=焦りが場面の緊迫感を上げていた
9:名前を上げる時の動きが上半身しかやれなかった。色々動きをシュミレーションしていたが、本番は小さい動きしか出来なかった
9:思い出せなくて悩んでる時、心配している2人を気にする余裕がなくて自分一人で悩んでいる演技になってしまったけど、2人もヒントを出そうと必死にやっているからそれをもっと受け取ってあげられたらよかった。そうすれば3人であーでもないこーでもないと悩んでいる様子をもっと見せることができたのかな、と思った
17 :キャラクターが移動する時の動機づけを意識した
本日のMVP ! 一番すごかった人!
Cさん 思い出しのシーンで体育会系にみえた
Cさん 最初のシーンで恐ろしさが伝わった
Dさん 最後の場面に向かうにつれあせりや緊迫した感じが伝わった
Dさん 最初に飛び込んだところから緊張感とエネルギーが強かった
アンケートについて
アンケートには「できた」「意識できた」とチェックされているのですが、実際できていない方もいらっしゃいます。そういった方は、ご自身がもう「できるようになったと勘違い」されているようで、気づきメモからその体感に関するものの記載がなくなります。そういった方については、特別レッスンはもちろん個人レッスンでも取り上げ、まずは「できていないことがわかるように」訓練してまいりましょう。経験数も関係している為、とにかく特別レッスンで体感しましょう。
また、前回「よくわからなかった」とチェックした方が、また「よくわからなかった」にチェックされているにも関わらずず、それについての記載がない方もいらっしゃいます。「わからないこと」がわかった場合も、記載して下さい。
これはよくあるのですが、他の方がアドバイスを受け、できるようになったのを見て、自身もわかった「できる」気になってしまう方もおります。ひとつの引き出しとして勉強させていただき、いざというときに自身でも使えるように整理して受け取りましょう。オーディションではこの”使える引き出し”が命になりますよ。
内容がバレてしまうため掲載できなかった感想もあります。相手がある場合はレッスン時にお伝えします。
◉自分がどうだったか(体感)だけを書いている方がおります。他の方の演技を見学することもありますので、そちらで何を感じたかも書きましょう。他の方が感じた気付き、できていること、できていないことも、すべて自身にいただいちゃいましょう❗️
気付きアンケートについては動画を見る前の所感を書いて下さいね。また、書いて終わりではなく、当日の体感と実際の演技の差を、レッスンや練習で埋めていきましょう!
※これらはすべて正しいということではありません。あくまでも皆さんの所感です。できるようになった方や長い方は「これは違うな」と感じることもあるでしょう。これは皆さんが通ってきた道です。ご自身も「違う」ことによくやく気づけるようになったと思います。他の方の所感を読み、ご自身の成長を実感して下さい。
※「演じる=役になりきる」では自分自身がまだいるということ。だから恥ずかしさが抜けず、見苦しい自分を魅せたくない思いからお遊戯会になってしまう。周りも恥ずかしくなってしまう原因はここにあります。
2025 特別レッスン内容(予定)
2025年は、前期が基礎訓練と応用(ハモリと演技)、後期はミュージカルレッスンを行う予定でおります。
難しい用語は使っておりませんが、スタニスラフスキーシステム、マイズナーテクニックを使用して演技レッスンを行なっています。
名称や知識より体感を!指示に対してすぐに適応できなければ意味がない!
子役・俳優・声優・アイドル・ボーカリスト・表現者必見の内容です。
乞うご期待!
以前のオーディション対策レッスンの記事
今までのオーディション対策レッスンの記事が一覧になりました❗️
オーディションを受ける方は必見❗️このレッスンを受けた方が続々と中央で活躍中❗️一緒に受けているメンバーも刺激を受けます❗️
セミプロ以上を目指す方や、お教室に入会希望の方も、ぜひご覧下さい。
レッスン内容の詳細が書かれていない❗️具体的に何をやっているの❓と思われるかもしれませんが、参加された方のみが合格やスキルアップできればいいので、こちらには記載いたしません!もちろん生徒さんのブログでも「肝」は記載していないと思います!内容はぜひレッスンでお試しください (^_^)